うつ病のリスク

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・低ビタミンDレベルはうつ病のリスク
うつ病に似た症状の季節性情動障害の決定的危険因子が、ビタミンDのレベルが低い事であり、ビタミンDは、うつに関係する化学物質のセロトニンやドーパミンの脳内産生にも関連していることから、うつ病の要因と関連付けられる。毎日数分間日光に当たるだけで1日分のビタミンDを確保できる。
情報ソース=EurekAlert2014.12.3

・簡単なうつ病診断質問で不要な薬の処方につながる可能性
うつ病の診断にDMSーⅣ(米国精神医学会基準)の質問表が使用されますが、研究では不必要な人に抗うつ薬を処方されるリスクがあるとしています。違う病気による症状を誤診する可能性もあり、その場合抗うつ薬は効果が無く逆に重大な副作用が懸念されます。質問表の最良の利用方法の研究が必要であるとしています。
情報ソース=カリフォルニア大学デービス校保健システム2014.9.2

・中年女性のうつ病は脳卒中リスクを上げる
47-52歳の女性10547人の12年間のオーストラリアの研究によると、うつ病の女性は、そうでない人と比較して2,4倍の脳卒中リスクがありました。しかし、絶対的なリスクは低いですが、若い中年女性は、脳卒中への意識を変えなければならないとしています。。
情報ソース=米国心臓協会2013.5.16

・人道援助は、不安・抑うつのリスクを上げる
人道援助をしている人は、援助終了後に不安や抑うつのなどの精神衛生上の問題リスクが増加することが分かった。NGOなどの従事者200人を調査したところ、人道援助に従事している時は不安感12%、うつ症状19%で、終了後3~6ヶ月自宅で生活している中で、不安の割合は8%に落ちたが、うつ症状は20%以上に増加した。援助者は、リスクを認識して精神衛生の向上を推奨するとしている。
情報ソース=Healthday2012.10.5
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